コータの選定

コータ・塗工機はたくさんの種類があり、コータ・塗工の選定を検討されている経営者様やご担当者様は悩ましいことと思います。

コータ・塗工機の開発・製作にあたっては、

  • 単一もしくは複数の塗工方式
  • 乾燥炉
  • 塗布量やスピードなどのコントロールを行う制御系(PLC:プログラマブル・ロジック・コントローラ)

を組み合わせますが、なかでもややこしいのが

  • 複数ある塗工方式の中から
  • 自分たちの目的を叶えるために
  • 何を使えば良いのか?

と思われます。

このサイトで解説している塗工方式

このサイトを運営している イーアールエス では、

  • LiB(リチウムイオン電池)
  • MLCC(積層セラミックコンデンサ)
  • FPC(フレキシブル基板)
  • FCCL(フレキシブル銅張積層板)
  • SOFC(固体酸化物形燃料電池)
  • 半導体部品
  • 電子回路
  • 樹脂製品
  • RO膜(逆浸透膜)
  • フィルター

などの試験・試作・研究・製造・生産目的で様々なコータ・塗工機の設計・開発をさせて頂きましたが、その大半が

  • ロールコータ

と言われる塗工方式を採用してきました。

そこで、このサイトでは「ロールコーター」に重点を置いて解説しています。

ロールコータの塗工方式

「ロールコータ」にも10種類以上の塗工方式がありますが、下記の4つが基本形になります。

1.グラビアコーター

塗布量 1〜30 g/㎡・WET
膜厚 1~100 μm
粘度 1〜2,000 cP
塗工速度 1〜300 m/min
薄膜 / 厚膜 薄膜塗工
特徴・特長
  • 低塗工量
  • 低粘度樹脂対応
  • 塗工量の再現性が高い
  • 塗工精度が安定している
  • 高速塗工
用途
  • ROフィルター(逆浸透膜)
  • リチウムイオン電池(LiB)
  • 樹脂製品
  • 各種フィルター
  • 接着剤塗工
  • 機能材塗工 など

※上記イメージは「ダイレクトグラビアコータ」

2.スロットダイ

塗布量 20〜150 g/㎡・WET
膜厚 1~1,000 μm
粘度 1,000〜10,000 cP
塗工速度 150 m/min
薄膜 / 厚膜 薄膜塗工 / 厚膜塗工
特徴・特長
  • 高精度塗工
  • 高塗工量
  • 粘度範囲が広い
  • なめらかな塗工面
  • 間欠パターン塗工
用途
  • フレキシブル銅張積層板(FCCL)
  • 積層セラミックコンデンサ(MLCC)
  • 二次電池・全固定電池の電極
  • 電子材料
  • 粘接着剤
  • 機能性材料(光学系など) など

3.ナイフコータ(ロールナイフ)

塗布量 10〜100 g/㎡・WET
膜厚   μm
粘度 1,000〜30,000 cP
塗工速度 1〜50 m/min
薄膜 / 厚膜 厚膜塗工
特徴・特長
  • 中~高粘度塗料に適している
用途
  • 二次電池・全固定電池など

4.MBコータ(円筒ブレード)

塗布量 20〜150 g/㎡・WET
膜厚 30~2,000 μm
粘度 1,000〜10,000 cP
塗工速度 150 m/min
薄膜 / 厚膜 厚膜塗工
特徴・特長
  • 高精度塗工
  • 高塗工量
  • 粘度範囲が広い
  • なめらかな塗工面
  • ホットメルト対応 など
用途
  • FCCL
  • FPC
  • 静電チャック
  • 粘接着剤
  • 圧電素子など

ロールコータを組み合わせたコータ・塗工機の一例

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